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失敗プレゼンの原因は…(1)
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えーあー症候群(1)
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TOP > WEBマガジン『KZ-plus』 > インタビュー「えーあー症候群・伝わるプレゼンの敵(4)」
▼高津和彦インタビュー
取材・構成/今城裕実
撮影/北尾浩幸
高津: |
ええ、話している間、脳はフル稼働しているわけですから。 わざわざ普段使わないような言葉を、脳の中から探してきて口に出そうとすると、 検索をかけているのと同じ状態で、動作が悪くなって当然です。長い言葉・難しい言葉なら、余計そうなります。 先の文章が決まってないのに、不用意にandで文を続けてしまうことも、無駄にメモリを使いますよ。 |
今城: | というと、前回のインタビューでも例に挙がった「一文につなげて話してしまう人」ですね? |
高津: |
前回のインタビューで言った内容、ちゃんと覚えていてくれたんですね。 ありがとう! 「えー、私の名前は高津和彦と申しまして、職業は、スピーチトレーナーをしているわけですが、この仕事は、どんなものかということなんですけれども、内容はといいますと、いわゆる話し方を教えるというものでして…」というような話し方です。 この「、(テン)」が入るところで、「えー」と言ってしまいがちなんです。 |
今城: 高津: |
![]()
「いるいる、こんな人!」って、すごく印象に残りましたから(笑)
そうなんです。 |
今城: |
言い切って終わったあと、すぐに次の言葉が出なかったら、どうすればいいでしょうか? 「間(ま)」があいて黙ってしまうのが、とても怖いんですけど… |
高津: |
たいていの人が、同じことを言いますよ。「間(ま)」が怖いってね。 でもそれは、全然怖がる必要ありません。 さっきも言いましたが、「、(テン)」のところじゃなく、文と文には「間(ま)」が入ってもいいんです。 「間(ま)」があいたら、聞き手の顔を見て、目を合わせて下さい。きっと、うなずいてくれます。 長く見つめていると、2度3度うなずく人もいますよ。 |
今城: |
「定まらない言葉対策」その2「短く簡単」、よくわかりました! 文と文の「間(ま)」は怖がらなくてもいい、ということも、とても参考になったし、気が楽になりました。 1つ質問なのですが、次に何を言うかが用意できていないうちに話すと、メモリ不足になるんですよね? でも、話しながら次の文を考えるのは、とても難しいので、やっぱりつっかえてしまう気がするんです。 |
高津: |
もっともな質問ですね。 じゃあまず、発想をひっくり返しましょう。 話しながら先のフレーズを考えるんじゃない。すでに考えてあるフレーズを、追いかけて話す。 これなら、だいぶラクでしょう? |
今城: |
なんだか、うまく言いくるめられてる気がします! カレーライスとライスカレーみたいな…結局、同じことなんじゃないですか? |
高津: 今城: |
![]() そうですか?(笑)
わかりました。 |
高津: | はい、そのくらいでいいでしょう。どうでしたか? |
今城: | スラスラいけました! えー・あーも、ほとんどなかったし。 |
高津: |
ね。話しながら次を考えなきゃ、と思うからしんどいんですよ。 まあこれは、よく聞き知っている昔話だからすぐにスラスラ話せますが、スピーチとなると実戦に向けてのトレーニングをしないとこうはいきません。 |
今城: | トレーニングというと、どんなふうにやるんですか? |
高津: |
ベストスピーカーでは、頭に浮かぶことを即文章化できるようにする訓練を、画像を使ったり、グループで行ったり、いろいろ工夫しています。 脳内文章化トレーニングには、けっこう力を入れてるんですよ。 脳内文章作りがうまくなると、それだけ余裕や自信を持って話せるようになって、あがり防止にもなりますからね。 |
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