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TOP > WEBマガジン『KZ-plus』 > インタビュー「えーあー症候群・伝わるプレゼンの敵(2)」
▼高津和彦インタビュー
取材・構成/今城裕実
撮影/北尾浩幸
高津: |
まず、「定まらない言葉」の部分から対策を立てましょう。 次に言う言葉がちゃんとわかっていれば、「えーあー症候群」は起こりませんから。 |
今城: | 原稿を書いて、完璧に覚えればいいんですか? |
高津: |
いやいやいや、それは一番しちゃいけないことです。 文章になった原稿を丸暗記すると、それを思い出すことに労力を割いてしまいます。 そして、ちょっと引っかかると先へ進めなくなるし、ハプニングに対して非常に弱くなる。 あなたがドライブするとしたら、地図を丸ごと全部覚えますか? 通りすぎる交差点の数まで細かく覚えて、その通りに運転してる? しないでしょ? |
今城: | そうですね、大きなランドマークや、高速の降り口や、どの交差点で曲がるかぐらいしか考えていません。 |
高津: |
もし、絶対にこうするって細かすぎるルートを丸暗記して、万一その道が混んでいたら? 工事中だったら? 迂回して別のルートを探す機転がきかなくなります。 大事なのは、目的地に着くことであって、その道を通ることではないのにね。 いちばん大事な目的を見失って、予定したルートを通れないことでパニックを起こしてしまうんです。 |
今城: |
では、「定まらない言葉」対策は、どうすれば? スピーチの構成力というか、いわゆるロジカル・シンキングが有効なんでしょうか? ロジカル・シンキングはあまり得意じゃないんですが… |
高津: |
確かに、構成は大事です。 が、そんなに難しく考えなくても。 あなたがさっき言った、大きなランドマークや高速の降り口を決めて運転する、でいいんですよ。 それもまた、ロジカル・シンキングです。 |
今城: 高津: |
え! こんなのでいいんですか?
ええ、十分。 |
今城: | なるほど。それができれば、言葉が出てくるようになりますか? |
高津: |
そうですね、「迷い」は大幅に少なくなるはずです。 交差点まできて「え、まっすぐ? 曲がるの? 右、左、どっち?」と迷って、でもとにかく進まなきゃいけないから見切り発車してしまう。 この迷っている間に「えー・あー・えーと」が口から出てるんです。 そして、見切り発車の繰返しで、どんどん道がそれたり、ぐるぐる同じところを回ったり、結局どこを目指していたのかわからなくなったり… と、ドライブで例えましたが、こんなスピーチ、見たことあるでしょ?(笑) |
今城: |
あります、あります(笑) 脱線・ループにはまる・何が言いたかったのかわからない、ダメスピーチ。 目的地・ポイント・ルートを決めていないのが、原因だったんですね。 |
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