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▼高津和彦コラム

説明できない技術者たち(2)

監修/高津和彦
取材・文/今城裕実


技術職の社員は、営業や広報などの職種に比べて、社外の人たちと交流する機会はそれほどありません。
加えて、職の本分は技術開発や研究ですから、説明力・プレゼン力で他より抜きん出ようとする意識がなく、ましてや社外で説明力・プレゼン力の研修やセミナーを自ら受けようとはしないのが普通です。

そんな環境の中で仕事をしてきた先輩や上司の中に、説明・プレゼンの面で後輩を指導できる人は滅多にいません。
説明やプレゼンの指導を受けたことのない学生が就職し、何の疑問も持たず、そうした先輩や上司の見よう見まねで説明・プレゼンをする――企業内部で、良くない説明・プレゼンの仕方をずっと引き継いでしまうことも珍しくありません。

高津氏が研修を行った、有名企業の技術部門も、まさにこのケースでした。
大手企業ですから、もちろん高学歴で優秀な技術者がそろっています。
それなのに、説明・プレゼンとなると優秀な社員たちがお手上げ状態だったと言います。

実際に説明をさせると、「伝わっていない」という事実はわかる――
しかし、なぜ伝わらないのか、具体的な原因はわからない。
声が小さいのではないか、早口すぎるのではないか、ぐらいは思いあたるものの、ではどうすればそれが直せるのかは思いつかない――
それがわからないまま、先輩や上司をまねて説明・プレゼンを行うということが、長年行われていました。

その当時すでに高津氏は、こうした技術者の説明力・プレゼン力の必要性と、その特性を踏まえた指導ポイントを、はっきりと意識していたそうです。
では、技術者および技術者を目指す学生の説明力・プレゼン力を向上させるには、どんな点に留意して・どんなことを・どのように教えればいいのでしょうか?

すべて当てはまるわけではなく個人差はもちろんありますが、総じて技術者および技術者を目指す学生は「頭がよく」「論理的で」「おとなしい」傾向があります。そんな彼らに、説明力・プレゼン力をつけさせるには、コツがあります。

まず、「今あなたには、何がなんでも説明力・プレゼン力が必要なんだ」と理解させること。

必要だから受けるわけですが、心のどこかで「自分は技術職なのに…顧客への説明など他の人がやるべきなのに…」という気持ちが残っていると、習ったことが身につかないのです。
技術職の人は、もともと頭脳明晰で凝り性なところがあるので、いったん「必要」と腹に落ちれば短時間で驚くほど上達します。
自分がやるんだ、という気持ちにさせるのが第一段階。

第二段階は、基礎的なトレーニング。これを多めに取り入れます。
説明力・プレゼン力の基礎とは、発声と滑舌。この時、基礎トレーニングの必要性を理解してもらうことも重要です。
シンプルなトレーニングの反復なので、「こんなことを繰り返して意味があるのか」と思われては、十分な効果が得られないからです。
技術職には、おとなしい人(つまり内気・シャイ)が多いということを先述しました。

要するに、大きい声を出すのは苦手という人が多いのです。どんなに内容のある話でも、相手が聞き取れなければ全く意味がないということを十分に納得してもらって、発声・滑舌のトレーニングを行います。

大きな声を出すことは、同時に自己の開放を促し、人前で話す自信と積極性を生み出すことにつながります。また、姿勢を強制して表情筋を鍛え、外観の印象をよくする効果もあります。
発声・滑舌のトレーニングだけで、見違えるほど印象が変わります。

受講前の電話や受講当日の質問で「説得できる言い回しを教えて下さい」「効果的な話の構成を教えて下さい」など、頭のいい人ほど表面的なテクニックを聞きたがります。
が、基礎の発声・滑舌ができていない人が、そんなテクニックを使ってもなんの効果もないのです。
そこを理解してもらい、基礎トレーニングを徹底します。

そして、第三段階は…


>> 説明できない技術者たち〜工業大学で何を教えるべきか〜(3) へ続く



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