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 TOPWEBマガジン『KZ-plus』 > インタビュー「えーあー症候群・伝わるプレゼンの敵(1)」







▼高津和彦インタビュー

えーあー症候群(伝わるプレゼンの敵)1

取材・構成/今城裕実
撮影/北尾浩幸

今城: さて今日は、「えーあー症候群」というお話なのですが…… なんだか怖そうなテーマですね。
高津: ええ、すごく怖い「話し方の病」ですよ!
しかも、患者数が非常に多くて、長患いの人が多くて、治療が困難ときてますから、とてもやっかいです。
今城: 「話し方の病」ですか。
名前からして、スピーチなど人前で話す時に、「えーあー」や「えーと・あのー」などを連発する症状を指すわけですね。
高津: その通り。話し方の悩みで、代表的なものです。
僕のセミナーを受けに来る人たちも、これにかかっている人がたくさんいますよ。
今城: 私の周りにも、多いです! これ、治るんでしょうか?
高津: 結論から言うと、「えーあー症候群」は、治ります!
それにはまず、「えーあー症候群」がどういうもので、何が原因なのかを知る必要がありますね。
今城: では、ぜひ解説をお願いします!
高津:









今城:



高津:
はい。
「えーあー症候群」とは、人前で話す時に、不要な間投詞――つまり文の内容とは関係ない母音を中心とした言葉ですね――これが、頻繁に挿入されて伝わりにくい話し方になる状態です。

大きく分けて、「え〜本日は、あ〜〜〜皆様にお越しいただき、えーと、まことに光栄で…」と、文節の頭に入るパターンと、「本日は、あ〜〜、皆様にお越しいただきまして、え〜〜〜〜」と文節の後ろに母音を引きずるパターンがあります。

この母音引きずり型の代表が、菅直人首相ですね。

ああ、なるほど、菅首相は母音引きずり型!
政治家にも、「えーあー症候群」の人は多いですね。
患者数が多いのはうなずけますが、長患いで治療困難になるのは、どうしてでしょう?

「えーあー症候群」の特徴でもあるんですが、これらの間投詞は身体器官の自律を超えて発声されるんです。
要は、無意識に出ちゃう。もっと言えば、やめようと思ってるのに、つい出ちゃう(笑)
今城: あ、そうなんです! えー・あー・えーとって、言わないようにしようしてても、ついポロッと言っちゃうんです!
これって、なぜですか?
高津: それは、えー・あー・えーとが、心の働きによって出ているからなんですよ。
間投詞は感嘆詞なわけで、本来は驚きや感動で心が動いた時に出るものですから。
今城: え? 無意識なのに、心の働きなんですか?
高津: 無意識は、自覚はないけれど何かが作用しているということです。

「えーあー症候群」の症状が出ている時を「緊張・あがり」だと思っている人が非常に多い。
セミナー受講生の人たちも、口をそろえて「自分はあがってしまって言葉が出ない」と言いますね。

しかし、これは「緊張」や「あがり」とは別の原因によります。ちょっと、この表を見て下さい。

今城: なるほど…頭に文が浮かばないのに、こういう心が働いて、せめぎあっているんですね。
でも、頭の中に文が浮かんでこなくて…というのは「緊張」や「あがり」と同じように思えますが、どう違うんですか?

高津:










今城:

経験したことのある人はわかると思いますが、「緊張」や「あがり」は言葉どおりテンションが上がるんです。
原因はいろいろですが、とにかくテンションが上がりすぎて、コントロールが効かなくなる。

同じ「頭に文が浮かばない」でも、ふわーっと舞い上がって真っ白になる感じです。
対して、「えーあー症候群」の言葉が出ない状態は、じわりと煮詰まったような追い込まれたような感覚。言葉に窮する、といった感じかな。

ちょうどいいぐらいの大きさにふくらませた風船が、適度に気合が入ったベストな状態だとすると、「あがり」はパンパンに空気が入り過ぎて今にも割れそうな状態。
そして、「えーあー症候群」は、空気が足らなくてしおれた風船ですね。

わかりました。「あがり」は「上がる」んですね(笑)
私も緊張が度を越してあがったことがありますが、その時は何も考えられなくて、声も出ませんでした。
「えー・あー・えーと」って言ってる時は「だめだぁ、早く帰りたい!」って思ってます。

高津: そうそう。わかりやすい体験談ですね。
「えーあー症候群」は、この表のように定まらない言葉と、定まらない心とがぶつかり合うことが主な原因なんです。
今城: 「えーあー症候群」がどういうものか、よくわかりました! これ、どうやって治せばいいんでしょうか?

>> えーあー症候群(伝わるプレゼンの敵)(2) へ続く



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